ファインプレー賞は、川越スープ職人
いつもニコニコ元気よく 山下大介です。
さつ麺では、”ほめて伸ばそう”と毎月ファインプレー賞を表彰しています。
7月のファインプレー賞はスープ職人の川越さんでした。
受賞理由は、
『GOCKYのO美味しい:ひと味美味しいのためなら努力を惜しまない』
6月に「ラーメンが塩辛かった」というラッキーコールをいただきました。
夏場はスープが薄くなる傾向があり、力のないスープが原因だと思われました。
そこで、応急処置として最初の水を減らして、出来上がりスープ量を少なくすることで、スープ濃度を上げることにしました。味も戻り、何とか改善されたのですが、ここで川越スープ職人が提案しました。
「最初の水は基準量にして、スープを炊く時間を2時間長くして、スープ濃度を上げた方がひと味美味しいスープになるはずなので、そうしたい」
出来上がりスープ量の帳尻あわせではなく、しっかり炊き込むことで濃度を上げる。スープ職人のすばらしい意見です。
でも、考えてください。この真夏の暑い中、沸騰した大釜の前で炊く時間を2時間長くする。毎日それをするのは川越スープ職人自身です。人はやすきに流れやすい中で、美味しいのためなら努力を惜しまないGOCKYだなと感動しました。
ひと味美味しいは、簡単なことではありません。
美味しいを作る卓越した技術やレシピも必要ですが、「美味しくなあれ、おいしくなぁれ」と食材仕入れから料理提供まで、一つのミスなく、美味しさのバトンがつながらなくてはできません。
GOCKY(美味しいのためなら努力をおしまない)な人になりましょう。
川越スープ職人、おめでとうございました。