とろりなんこつ煮チャーシュー
さつ麺の人気商品に『とろりなんこつ煮』があります
38年前に『鹿児島ラーメンにあうトッピング』
を作ろう!と開発したのが、とろりなんこつ煮です。
鹿児島・薩摩は日本列島の玄関口に位置し、
琉球・台湾・南シナ・海洋アジアと黒潮文化で
繋がっています。
食文化も太古から海のアジアの影響を受け続け、
その代表が大和とは違う鶏・豚料理です。
江戸時代まで鹿児島以外では豚はタブーでしたが、
鹿児島・薩摩ではとんこつ煮を食べていました。
とんこつ煮を鹿児島ラーメントッピングにしよう!
骨付きは麺と食べにくいので、リブ部分ではなく
なんこつ部分を圧力釜でとろりと煮込みます。
圧力釜で赤身がパサつかないように、何度も条件を
変えて試食を繰り返しました。
味噌とんこつ煮も美味しいのですが、今回は
スープを邪魔しない味を探ります。
麺類にあう甘味と塩梅が難しかったです。
下処理を丁寧にすれば臭みは出ません。
精肉ではない鮮度の良いなんこつが手に入るのも
日本一の畜産肉王国・鹿児島の幸せです。
現在では、仏跳麺の人気メニュー
『とろりなんこつ煮仏跳麺』をはじめ、
『ミニなんこつ丼』『おつまみなんこつ煮』
麺どころさつま・がんこ庵の
選べる逸品『根菜・とろりなんこつ煮』
大活躍のひと味美味しいアイテムになりました。
さつ麺のひと味美味しいに対する
・商品開発力
・鮮度の良い仕入れ目利き力
・丁寧な調理、美味に手間を惜しまない職人力
この結晶が、『とろりなんこつ煮』です。
ぜひお楽しみください。